News / Nunn Road / 2020 / December 2020
今年も残すところ後わずかになりましたね。
世界中大変な一年でした。そして、ナニアも本当に苦しい一年でした。子供たちに会いたい、でも会えない、この子たちに何をしてあげられるんだろう。ビデオクリップを送りながら、祈るばかりの毎日。そんな中、ロックダウンが終わって再会できた時の喜びは、天にも昇るようでした。
フェイスシールドとマスクの生活でも、子供たちは本当によく頑張りました。ですから、七夕、ムーンケーキ祭り、お弁当の日(買い物ごっこ)、感謝祭、クリスマスの会などいろいろな行事ができたんです。もちろん、保護者の皆様に参加していただけなかったのは、とても残念でしたが、子供たちは、しっかりいろいろな活動をしました。
そんな中、悲しいお別れも経験しました。特にコロナ渦でのお別れは胸を引き裂かれるようでしたが、“心と心はずっとつながっているよ”と言いながら、一生懸命飛行機に手を振る子供たち、別れる子も飛行機から手を振ってくれたようです。本当につながっていますね。
そして、新しい出会いもたくさんありました。7月にはたくさんの元気一杯の年少さんたちが入園してくれて、本当に嬉しかったです。そして、12月に日本から来馬され、KLで2週間の隔離生活を終えられたご家族とお会いした時は、ご無事で本当に良かったと感動しました。2週間一歩も外に出られなかったそうです。三人の新しいお友達です。
山本菜月(やまもとなつき)ちゃん 年中
野本真千子(のもとまちこ) ちゃん 年中
下澤功(しもざわこう) 君 年少
みんな、ナニアの生活にも段々慣れてきて楽しく過ごしています。子供たちは、あっという間に家族の様に仲良くなりますよ。
CMCO中には、2匹のウサギさん達がお星様になりました。そのウサギさん達は10年以上子供たちを見守ってくれました。人間の年齢では、80歳以上です。お庭のお墓には毎日誰かがお花を飾ってくれて、“ウサギさん、天国でも幸せになってね。”と手を合わせています。
最近サリー先生が、入院して簡単な手術を受けました。幸い何事もなく順調に快復しています。子供たちが心配して寂しがっていたので、今日は食事中にサリー先生の声を聞かせてあげたら、みんな大安心しました。そしてすぐ “サリー先生、早く元気になってね。心と心は、ずっとつながっているよ。大好き。”とお祈りしてくれました。
来年の年間行事計画表を同封しました。運動会などの日程は、まだ未定です。保育料などは、すべて今年と同じです。
来年、コロナが収束しますように、子供たちが自由に生活できる日々が帰ってきますようにと祈る気持ちで一杯です。子供たちが、クリスマスの会でお祈りしてくれたように、世界中の子供たちが幸せになって欲しいと心から願っています。
たくさんご迷惑をおかけした一年でしたが、ご理解いただき感謝の気持ちで一杯です。どうぞ良いお年をお迎えください。